▼GPSロガー「GPS-CS1K」で何ができるの?

▼「GPS-CS1K」に関するパッカー的FAQ

▼GPS連携可能なデジカメの選択



GPSロガー「GPS-CS1K」で何ができるの?

「GPS-CS1K」は、GPS衛星から位置情報を受信し、その情報を蓄積します。

そのルートを地図ソフトで表示、ルート再生して「あー、この時は道に迷ってたんだなー」とか、画像も地図の衛星写真上に表示して、「あー、この建物、泊まったホテルだー」とかやったり。

バックパッカーにとって非常にありがたいアイテムなのです。

->「GPS-CS1K」の公式HP


同じようなアイテムに米ガーミン社製のものなどがあるけど、何日にも渡って旅行するパッカーに必要な機能を揃え、使い勝手がよいのは「GPS-CS1K」くらいじゃないかな。

  • なるべく低価格
  • 電池持ちが最重要で、ディスプレイ等は必要ない
  • 所持ユーザーの情報が入手しやすい日本製アイテム

「GPS-CS1K」は楽天あたりで一番安いのを買ってしまえばOK。

そんなに大量に生産していないらしく、出た当初は売り切れ続出だったので、旅行の前に早めに準備しておくのが吉。




「GPS-CS1K」に関するパッカー的FAQ

GPSロガーを買ったことない人が、「GPS-CS1K」に関して最初に思うであろう疑問。

というか、僕が「GPS-CS1K」を買うにあたって不安だった点。

ソニーのHPも参照してね。

  • 使い方は?
  • 朝起きたら「GPS-CS1K」の電源を入れ、寝るときに電源を消す。それだけ。

    これで、旅行中の起きている時間の位置情報が全て「GPS-CS1K」に蓄積される。

  • 電池持ちは?
  • 単3電池1本で、10時間くらい。

    が、睡眠中は電源を切ったりするので、1日1本の電池を消費すると考えていい。基本的に常に電源をONにし、1日の始め、朝起きたら電池を交換する。

    電池は、大抵の国で簡単に手に入るから、電源問題はあまり深く考えなくてOK。

    ちなみに、本体は内臓バッテリーを持たず充電できないが、充電式電池を使用することは可能。

  • GPSはどこでも/いつでも取得可能?
  • 世界中のどこに行っても利用可能。

    屋根があると上手く位置情報を受信できないので、屋内では不可。それから、周囲に高いビルがあると、GPSの電波が反射してしまうので、あまり精度がよくない場合もある。

    バス(窓際なら)やボートなんかはOKだし、歩いているときはもちろんOK。宿に入っているときでも、窓際に「GPS-CS1K」を持っていけばOK。

  • どうやって持ち歩こう?
  • 「GPS-CS1K」は携帯電話と同じような大きさで、持ち歩くのは苦にならない。

    バックパックやウェストバックの中に入れて吊るしておけばOK。僕はウェストバックの外側のポケットに入れて持ち歩いていた。

    ちなみに、盗難防止の意味で「GPS-CS1K」にデッカク書いてある「Sony」の文字は、ハサミなどで削ってしまえる。

  • ログは本体にどれくらい貯めこめる?
  • 1日12時間使用した場合で、約30日分の位置情報を記録

    1ヶ月以内の旅なら、全てのログを本体に蓄積できるので、途中でログをPCに逃がしたり、ということを考えなくてOK。

    もし1ヶ月以上の旅なら、ネットカフェのPCに本体付属のUSBで接続し、自分宛のメールに添付したりして容量を確保。USBに接続すると、普通のフォルダのように扱えるので、中に入っているテキストファイル(GPSログ)を取り出せばよい。もちろん、この作業に専用ソフト等は必要ない。

  • 必要なコストは?
  • 「GPS-CS1K」が1万円ちょい、後は単三電池代。

    ちなみに、GPSの受信は世界中ドコでも無料。必要なソフトや地図は本体に付属するし、無料のGoogleEarthやフリーソフトなんかも連携可能。

    なので、1万ちょい+(電池代×旅行日数)




GPS連携可能なデジカメの選択

デジカメを既に持っていれば、それでOK。

一応、画像のフォーマットがExif2.1以降でなければならないのだが、ここ数年で発売されたデジカメはほとんど対応している。気になる人は、デジカメのHPを見ると必ず画像のデータフォーマットが書いてあるので、そこをチェック。

画像のフォーマットのExif2.1以降から、画像に位置情報を埋め込めるようになった。

デジカメで撮った画像はそれ自身が時刻情報を持っているので、位置情報と時刻情報をロギングする「GPS-CS1K」と組み合わせれば、後から「GPS-CS1K」に付属のソフトやフリーソフトを使って画像に位置情報を埋め込み、地図上で表示したりすることが可能なのだ。